木洩れ日マフィン

育てる者の朝は早い。
育てているものが、
子どもであろうと
畑の野菜であろうと
犬やインコだろうと
ぬか漬けであろうと・・・
やっぱり、育てる者の朝は早い。
と思っています。

そして、子どもを3人育てている私の朝も
相当早いです。
何しろ育てる対象が起きて動き出したら
自然と意識はそちらに傾き、
自分のことを思いやる静かな時間は
なかなかとれません。
まだ暗いうちからそお~っと起き出して、
肌寒い台所に立ちます。
お湯を沸かし、洗濯機を回し、
味噌汁を作り、お米をとぎます。
お店ではひとつひとつじっくりと
色々な思いを込めて作業をしますが、
ひとたび日々の家のこととなったら・・・
そんなことを言っていられないのが
毎日かあさんです。

そうして、朝のひと仕事を終えた後、
ほの暗い台所で自分だけに珈琲を淹れて
本を読む時間が取れた瞬間は
全てに感謝したい気分。
ひと休みの幸せを味わえるのは
やることあってのこと。
やることがあって、集中してやって
やることを終えられて、
得られた珈琲の時間。

この至福の時に木洩れ日のように
隣にいてくれたら嬉しいのが、
マフィンです。
お店で焼き立てのふんわりのも好きですが、
ラップできゅっと包んで冷蔵庫で1日寝かせて
しっとりさせて食べるのが好きです。
このマフィンはスタッフのMさんが
アーセンらしい季節の果物たっぷりの
マフィンを作ろうと
小麦粉をいろいろ試して焼き菓子に合う
粉の香りが高いものを探したり
自然な甘みになるように、砂糖を減らして
果物を多く入れたりや蜂蜜を使ったり、
あれこれ悩んでは作って、また練り直して・・・
と繰り返して、
いろんな人に毎日のように試食してもらいながら
やっとぴったりのレシピをおこしたもの。

毎日、早朝の暗がりの中で木洩れ日のように
ちょっとしたきれいな時間をいただいています。
”一瞬の夢”のようで、その感じがとても好きです。

あなたの木漏れ日時間はいつですか?

blog2015_036

店内でお召し上がりはもちろんのこと、
テイクアウトもしております。
あなたの木漏れ日時間のおともに、どうぞ。
(yumi.m)