鎌倉で紫陽花が鑑賞できるおすすめのお寺2選!明月院と長谷寺の人気の理由

こんにちは!ナビゲーターのyukaです^^

梅雨が始まってくると季節のお花の中では紫陽花が見頃になって来ます。

本日はもうすぐ見頃になる紫陽花の特徴や花言葉鎌倉の紫陽花のおすすめをご紹介したいと思います^^

紫陽花が綺麗に美しく見れる場所が鎌倉のお寺や神社にはたーっくさん溢れているんです!

町中が紫陽花に囲まれる季節、おしゃれな傘とともに鎌倉を訪れてみるのはいかがでしょうか^^?

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Contents

紫陽花の特徴

紫陽花の名前の由来

あじさいは漢字で「紫陽花」と書きます。
しかし、「漢字とその読み方」に違和感はないでしょうか?
「紫陽花」の文字を分解すると「紫(むらさき)・陽(ひ)・花(はな)」になりますが、これであじさいと読むのは、なかなか難しいですよね?

これは昔からのあじさいの発音に「あじさい=あづさヰ」だったそうです。
「あづ」は小さいものが集まる様子を指し、「さヰ」は「真藍(さあい)=青」を意味しているそうで、「あづさヰ」は「青い小花が集まって咲いている花」となり、あじさいの見た目に当てはまる名前であるといえるのです。

では、なぜあじさいは「紫陽花」と、書くようになったのでしょうか。
あじさいを漢字で「紫陽花」と書くようになったのは、勘違いが原因だったとされています。
実は、「紫陽花」という漢字を使うようになったのは平安時代の頃。
源順(みなもとの したごう)という歌人兼学者が、詩で「紫陽花」と詠んだことがきっかけになったとされています。
源順は、中国の歌人である白楽天の詩にある「紫陽花」を、日本にあるガクアジサイと同じものだと判断して詩を詠んだそう。
しかし、当時の中国にはあじさいが咲いていなかったため、実は白楽天の詩にある「紫陽花」はあじさいのことではなく、別の花だったということが後に判明したのです。

ちなみに、あじさいには、「紫陽花」という漢字以外に、もうひとつ漢字が存在しています。
それが、「八仙花」という漢字です。
「八仙花」は「はっせんか」とも読み、あじさいの別名としてあげられますが、あじさいとも読むのだそう。
この「八仙花」は意外と知らない人が多い、まれな漢字なのです。

紫陽花の色

現在のあじさいには約50種類も豊富な品種があります。色や花びらの形などそれぞれに個性があります。

あじさいの特徴として色が変わるのは、育った土壌によって色が変化するからなんです。
同じ株の花が、薄紅色になったり爽やかな青色になったりと、色を変えるのは不思議でありとても神秘的ですよね^^
この特徴から、あじさいには「七変化」という別名がつけられているんです。

また、他にも「移り気」や「無常」といった花言葉がつけられていたりします。

この花言葉の由来にもなったあじさいの色が変わるメカニズムとは、なんなのかというと・・・土の酸度と花に含まれる色素が関わっています。
あじさいには「アントシアニン」と呼ばれる色素が含まれており、この色素があじさいを発色させているんだそうです。


土中にアルミニウムが多く含まれていると、アルミニウムとアントシアニン色素が結合してあじさいは青色になります。
逆に土中のアルミニウムが少なければ、あじさいは薄紅色やピンク色に近い色に変化します。

アルミニウムは酸性の土壌でよく溶ける一方、アルカリ性の土壌では溶けないという特徴があるんだとか!!

土の中に含まれているものによって色が変わるなんて面白いですよね〜^^


したがって土を酸性にすれば青色のあじさいが、中性~アルカリ性にすれば薄紅色やピンク色のあじさいが育つのです。
青いあじさいを中性~弱アルカリ性の土に植え替えると、薄紫色のあじさいに変化します。

なんだか途中から理科の実験のような話になって来てしまいましたが、皆さん話について来て下さいね〜笑!!

紫陽花の花言葉

日本でよく目にするのは青い色の紫陽花。

紫陽花の色は、土壌のpH値によって決まると言われており、日本の土壌は弱酸性であることが多いため、青〜青紫の紫陽花になりやすいんだそうです。

その青い紫陽花の花言葉は、冷淡』『無情』『辛抱強い愛情など。

冷たい印象のある言葉に見えますが、雨に耐えて咲く姿から、そんなイメージが連想されるなんて言われています。

紫陽花の色のもとは、アントシアニンという色素なのですが、真っ白な紫陽花にはこの色素がないため、土壌の影響を受けず白く咲くそうです。

そんな白い紫陽花の花言葉は寛容

パートナーと認め合う意味を込めて、結婚式の装飾にも人気がある花言葉なんですって!!

なんとも素敵ですよね〜^^

ピンク

日本でよく見られるのは薄桃色ですが、もっと鮮やかなピンクの紫陽花もあるんですよ!

ヨーロッパなどの雨が少ない地域では土壌がアルカリ性になりやすく、そこに咲く紫陽花には濃いピンクがあらわれるのだそうです。

このピンクの紫陽花の花言葉は、元気な女性』『強い愛情など。

お母様へのプレゼントに人気なのはこの色です。

実際に今年の母の日でもピンクの紫陽花のギフトをたくさん目にしましたよ!

長寿のお祝いなどには、紅白の紫陽花をセットで贈る…というのも粋ですね〜^^

道端でひっそりと佇む緑色の紫陽花を見かけたことはありませんか?

これまでご紹介した色に比べると主張の少ない色味のようなんですが、その分洗練されて美しい雰囲気の紫陽花は「アナベル」とも呼ばれます。
「アメリカアジサイ」、「セイヨウアジサイ」とも言われており、日本の紫陽花に比べて葉が少なく丸みを帯びた可愛らしいフォルムが特徴なんだそうです。

咲き始めは緑で夏が近づくと白へと変化していくそうで、長く楽しめる品種の紫陽花になります。

この緑色の紫陽花(アナベル)の花言葉は『ひたむきな愛』『辛抱強い愛情』

どの色も素敵な花言葉ですよね^^

紫陽花は他の花よりも長く楽しめますし、贈る人のことを思い浮かべながら贈ってみるのも良いですね。

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おすすめの場所

鎌倉に行かれる際、「ここはぜひ訪れて欲しい!」と思う場所をご紹介していきたいと思います^^

明月院

別名【あじさい寺】

まずはご存知の方も多い、【明月院】別名を【あじさい寺】とも呼ばれているほどあじさいの時期には必ず訪れて欲しい有名なお寺になります。

明月院の歴史が気になる方は鎌倉観光公式サイトをご覧ください^^

明月院の境内にはおよそ2500株ほどのあじさいが植えられています。
境内のあじさいのほとんどは「ヒメアジサイ」と呼ばれる品種で、その淡い水色から青みを増していく独特の色彩は「明月院ブルー」と呼ばれています。

明月院の中は紫陽花のブルー一色で彩られておりとても綺麗に咲いていて美しいんです。

明月院に行く道中も紫陽花のブルーで美しく咲いているので明月院に入る前からワクワクしちゃいます。

明月院に入ると辺り一面に青い紫陽花が広がっています^^

思わず入った瞬間、「うわぁ〜^^素敵!!」とうっとりしてしまうほどの美しさです!!

濃いブルーや明月院ブルーやハート型をした可愛い紫陽花など色んな顔をした紫陽花がたくさんあるのでぜひ自分の一押しを紫陽花を見つけてみて下さいね!

明月院の中には竹林もあって紫陽花のブルーと竹林のグリーンの色合いがとてもマッチしていて写真を撮る方も多かったですよ!

他にも手水のところにも紫陽花があったりととてもおしゃれなんですよ^^

水面に紫陽花が浮いているのも風情があって良きです。

また、青い前かけをしたお地蔵さんにはたくさんの紫陽花を持っていて色がとても鮮やかで愛らしく可愛いんですよ^^

季節によって持つお花が変わったりするそうで四季折々楽しめます。

ここはパチリと撮るのおすすめです^^

他にもいろんな所にお地蔵さんやうさぎの石像が置かれていたりするのでぜひ見つけてみてくだい^^

明月院の本堂にある「悟りの窓(丸窓)」は写真を撮るのに少し並びますが四季折々で見える姿はどれも違って見えて、まるで絵画のような美しさと綺麗さがありますのでぜひ写真に納めてみて下さい^^

「はぁ〜」とため息ができてしまうほど、うっとりとする美しさがあり丸窓から見える新緑や花菖蒲が生けてある華やかさに静かに気持ちが落ち着きます。

花菖蒲と紅葉の時期のみ庭園の特別公開もされますので丸窓の向こう側へ行けるチャンス!!

ぜひ紫陽花以外でもこちらの時期に行くのもおすすめですよ!!

そして、枯山水庭園も見どころです。

枯山水(かれさんすい)とは石と砂で山水の風景を表す庭園のことを言います。

明月院の枯山水は「須弥山(しゅみせん)」を形どり仏教観を表現しているんだそうです。

よーくみるとカエルの石像があったりするので見つけてみて下さい^^

見頃

見頃は例年、6月上旬~6月下旬頃になります。

明月院ブルーが美しく見れるのは6月中旬以降になるようです^^

時間

8時30分~16時30分(最終受付16時)

コロナの時期は人がたくさん来てしまうことから感染のリスクを抑えるため、土日は閉門されていたのですが、なんと今年は3年ぶりに土日も開門になるんだとか!!

これは嬉しいですね〜^^

今後の状況により変更になることもあるそうですが、マナーを守って素敵な紫陽花を堪能して欲しいなと思います。

アクセス

【住所】鎌倉市山ノ内189

JR北鎌倉駅より徒歩10分

【TEL】0467-24-3437

拝観料

高校生以上:500円
小中学生:300円
障害者:無料(要障害者手帳)
*付添1名無料

【本堂後庭園公開】
拝観料と改めて500円

御朱印:書置きでの対応

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長谷寺

こちらもとっても人気な「長谷寺」になります。

緑深い観音山の裾野から中腹に広がる境内は、四季を通じて花が絶えることのない「鎌倉の西方極楽浄土」と呼ばれ、花木の彩りがご来山者の心を和ませてくれているんだそうです。
諸堂のほか鎌倉の海や街並みが一望できる見晴台があり、さらに眺望散策路に上がると遠く相模湾の眺望と共に梅雨に映える40種類2500株のアジサイが織り成すその風情が、鎌倉でも有数の景勝地と謳われているんだそうです。

長谷寺の歴史は長谷寺公式HPをご覧ください^^

とっても人気のため拝観するにも待ち時間がかかる場合がありますので、お昼過ぎに行くと当日分がないということもありますので午前中の早い時間に行くことをおすすめします!

以前、何も知らずに行ってしまってチケットが買えず、泣く泣く諦めたことがありましたので私のようにならないためにも、コロナの時期でさらに規制があると思いますので早めに行くことを強くおすすめします!!!!!

長谷寺は色んな種類の紫陽花があり、色も彩り豊かでピンクやブルーなど明月院とは違った良さがあります。

境内にある眺望散策路、通称「あじさい路」は上の方まで登ることが出来、上から見る展望の景色も美しいんですよ〜!

紫陽花と一緒に相模湾が写って見えるショットもあるのでぜひ撮ってみて下さい^^

登りながら、色んな紫陽花を見ているとちょこんと可愛い3人のお地蔵さんを見つけることが出来ます^^

お顔がとっても愛らしくて可愛いので見るだけでほっこりと癒されますよ〜^^

思わずにっこりとして手を合わせたくなっちゃうほど可愛いんです。

紫陽花とのショットも撮れて良縁地蔵さんで良いご縁がもらえますように!

よーく見ていないと通り過ぎてしまう場所にいたするのでしっかりチェックしてみてね!

噂によると境内の中には30㎝ほどの「良縁地蔵」が3箇所も設置されているそうで、3つすべて良縁地蔵に会えると良縁に恵まれるともいわれているんだとか?!

ぜひ長谷寺に行かれた際は紫陽花を鑑賞しながらお地蔵さんをご自身で見つけてみて下さいね^^

ずんずんと上に登っていくと本当に色んな種類の紫陽花と出会うことが出来て、とても色彩が美しいものばかり。

ピンクやパープル・ブルーと紫陽花のグラデーションと緑を楽しむことが出来ます^^

長谷寺の紫陽花も「はぁ〜」と見惚れてしまうほどの美しさが溢れています!!

結構歩くのと雨が降っていたりすると滑りやすいのでスニーカーやフラットシューズなど歩きやすい靴で行かれることをおすすめします。

入り口入ってすぐに仏像様が紫陽花を抱えてお出迎えしてくれます^^

その日によって抱えている紫陽花の色や種類が違っていたり、時期によっては違うお花を抱えていらしゃっていて四季折々のお花を楽しむことが出来、見ているだけでもほっこりとします。

見頃

見頃は例年、5月下旬~7月上旬になります。

緑深い観音山の裾野から中腹に広がる境内は、四季を通じて花が絶えることのない「鎌倉の西方極楽浄土」と呼ばれています。

時間

  • 夏時間 3月~9月
    08:00 – 17:00(閉山17:30 )
  • 冬時間 10月~2月
    08:00 – 16:30(閉山17:00)

アクセス

【住所】神奈川県鎌倉市長谷 3-11-2

公共交通機関でお越しの方

  • JR 横須賀線、鎌倉駅下車

→バス「長谷観音」下車、徒歩5分 または →江ノ電「長谷駅」下車、徒歩5分

  • 小田急線、藤沢駅下車

→江ノ電「長谷駅」より徒歩5分

お車でお越しの方

横浜横須賀道から朝比奈I.C.下車
県道204号にて30分

駐車場有

普通車 30台30分 350円

バス(中型車以上) 4台30分 1,000円

駐車場の営業時間

営業時間 3月〜9月 8:00〜17:00

営業時間 10月〜2月 8:00〜16:30

※営業時間を過ぎますと、翌朝まで出庫できなくなりますのでご注意ください。
※駐車場内での事故、盗難等については一切責任を負いません。
※バスの駐車は、長谷寺参拝者専用駐車場のため、1時間を超えると倍料金になります。
※駐車場は全面禁煙です。
自動二輪・原付・三輪バイク等は停められません。

【TEL】0467-22-6300

拝観料

大人:400円

小学生:200円

鎌倉市福寿手帳をお持ちの方:200円

※別途「あじさい鑑賞券」(300円)が必要になります。

最後に

いかがでしたでしょうか。

今回は紫陽花の特徴や有名な明月院と長谷寺のご紹介をいたしました〜^^

この2箇所は本当に素敵な場所ですし、多くの方からも人気があり毎年訪れる方もいらっしゃるほどですのでまだ訪れたことがない方はぜひ行ってみてはいかがでしょうか?

新たな鎌倉が楽しめると思います!!

ブルー一色と色んな色の紫陽花とこんなにもお寺によって雰囲気や印象が変わるんだと驚きますしどちらも感動します。

お地蔵さんでも和みますし、新緑の時期だからこそ暑すぎず寒すぎないので時期的にも良い時期ではないかなと思います。

また、この時期は江ノ電からもたくさんの紫陽花が見えたり、江ノ電の先行表示器にも紫陽花のマークが付いていたりするのでぜひみてみて下さい^^

最後までお読みくださり、ありがとうございました^^

また次回のブログでお会いしましょう!!

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